スリーエーネットワークといえば、みんなの日本語!

日本語教師なら知らない人はいない、日本語学習の大定番テキスト。

海外教育でも圧倒的なシェアを誇ります。

2025年にみんなの日本語の第3版が出版されました。

私は第1版から使っていました。

当時の映像教材はたしかビデオテープだったような。

2012年に第2版が出版された頃、

すぐに第2版に移行できなかった日本語学校が多かったのを覚えています。

学校のオリジナル教材(テストや宿題など)やカリキュラムを、

第2版に合わせて見直し、修正をしなければならないからです。

しかし、いつまでも第1版を使っていると遅れをとってしまいます。

教務課で分担して第2版の教材作成をしたのが懐かしいです。

スリーエーネットワークの教材で私のお気に入りは新完全マスター単語です。

20年前に比べて、留学生や日本で働く外国人の入国前の日本語学習期間は著しく短くなりました。

それは日本の労働力不足が一因しています。

学習期間が短期化すると、カリキュラムにはどのような変化が起こるのか。

4技能の土台を支える語彙力の増強が急務となります。

ではどうやって語彙力を強化するのか。

ただ新しい言葉を覚えろ覚えろというだけでは学習者にとって苦痛です。

それを飲み込みやすくして、覚えやすくしてあげるのが教師の仕事です。

テクニックはいろいろとあるのですが、まずは良きパートナーとなるテキストを探さなければなりません。

語彙に特化したテキストは意外と少ないのですが、

当時の同僚と数冊を比較調査して新完全マスター単語を選びました。

デザインも親しみやすく、気軽に持ち歩けるサイズもポイントでした。

学習者が1年近く持ち歩いて、表紙が汚れて擦り減ったテキストを教室で見ると、してやったり感がありますね。

今もフィリピンの大学の日本語選抜コースで使っています。

2026/05/15